活性液の効果検証 ① (2023年5月22日)

これまで植物の育成活性のため様々な肥料や活性液を使ってきました。実際、フィンガーライムの成長促進には大きな効果があると感じています。
しかし、実際どの程度効果があるのか感覚だけではあまりに適当すぎるため、今回、ジャボチカバの苗を使って検証することにしました。
使用する活性液は、1群が「Biogold Vital」と「V-RNA』の組み合わせ。2群は「HB=101」。3群は活性液未使用。この3種類で成長具合を比較していきます。なお、活性液は週1回月曜日に与えます。

1群に与える「Biogold Vital」と「V-RNA」を溶かした水溶液(5ℓ)です。色は茶色系です。「Biogold Vital」は水1ℓに対して10cc(キャップ2杯分)、「V-RNA」は水2ℓに対して6cc(キャップ1杯)が規定量です。このじょうろは5ℓなので、「Biogold Vital」10cc、「V-RNA」12ccで混合液を作ります。なお、2種類の活性液を混合した使う時は、原液のまま混合させると性質の変化が起こるため、先ずは「Biogold Vital」10ccを入れて水で薄めます。「Biogold Vital」は薄い茶色の液体で、香りは独特の香りで私には嫌いな匂いではありませんが、人によっては好き嫌いが分かれそうです。次に「V-RNA」を入れます。「V-RNA」は濃い茶色のドロドロとした液体で結構強烈な匂いがします。容器をよく振ってからキャップに液体を注ぎ、じょうろに入れます。キャップを使って注ぐため、1~2滴、容器やじょうろにベタベタと付いてしまいます。少し使いにくいです。その後じょうろの5ℓの線まで水を入れて希釈します。

2群に与える「HB-101」を溶かした水溶液(5ℓ)です。色はほぼ透明です。「HB-101」の唯一の欠点は水で薄めると泡立つことです。水で薄めていくとだんだん泡でいっぱいになり泡がじょうろから溢れてきてなかなか5ℓまで薄められません。うまく泡を消しながら水を入れていきます。
「HB-101」は水1ℓに対して1ccの割合で希釈します。5ℓのじょうろなので5cc使います。「HB-101」には専用の計量カップ(10cc)が付いているので、計量カップに注いでからじょうろに入れます。匂いは爽やかな香りがします。

「Biogold Vital」と「V-RNA」を与える1群が前列左の1番と2番です。
「HB-101」を与える2群が前列右側の3番と4番です・
後列の5番から8番は水だけで育てる3群です。
これら8鉢のジャボチカバは、昨年自然落下していた実が発芽したものです。8号鉢で発芽した個体をそれぞれ植え替えたもので、その際根が傷んでしまった個体もあります。
今後2週間置きに定期観察を行い活性液の生育効果を検証していきます。

この記事を書いた人

加藤 充洋

愛知県豊橋市に住んでいます。豊橋市は比較的温暖な気候で、冬でも最低気温が氷点下となることはほとんどありません。
現在、ベランダでスターフルーツやジャボチカバなど、熱帯果樹を中心に育てています。