クリムゾンタイドの収穫と料理に添えて(2023年10月30日)

 今日はクリムゾンタイドの試食です。このクリムゾンタイドは3年前、初めて購入したフィンガーライムです。順調に成長して今では高さ1.6m、幹の太さは3cm程になりました。沢山の花が付き、5cm程の幼果も沢山実っています。この中で1番成長した果実を採取し試食しました。

 今回は金目鯛のカルパッチョにあわせます。
 果実を半分に切ってみると、切り口からツブツブの果肉が少し溢れ出てきました。その中にいくつかの種も混じっています。少し嫌な予感を感じながら果肉を絞り出すと鮮やかなルビーレッドの果肉と共に沢山の種も出てきました。ちょっと残念。
 先ずは沢山の種を1つずつ取り除き、果肉だけを口に入れ味わいました。味はマイルドな酸味で食べやすく、カルパッチョの酸味付けにはちょうど良い酸味だと感じました。口の中で粒を噛むと上品な酸味が広がります。酸味が苦手な方でも食べやすい品種だと思います。
 香りはミアローズと比べると弱く、微かにライムの香りがします。
 種が沢山入っているので料理に使う時は種を取り除くのに苦労しますが、昨日のイエロー系不明種とは違い、種を取り除いてもツブツブの果肉は沢山残り食べ応えはありました。

 結論として、今回のクリムゾンタイドは、白身魚のカルパッチョを引き立てるマイルドな酸味と鮮やかな彩りが素晴らしく合格。とても美味しく食べれました。

この記事を書いた人

加藤 充洋

愛知県豊橋市に住んでいます。豊橋市は比較的温暖な気候で、冬でも最低気温が氷点下となることはほとんどありません。
現在、ベランダでスターフルーツやジャボチカバなど、熱帯果樹を中心に育てています。