昨日の予想通りジャボチカバの蕾が一斉に開花しました。
ジャボチカバの花は中心に立っている『雌ずい」の周りを50本近い雄しべで取り囲んでいます。色は全て白色なので近くでよ〜く見ないと雌ずいを見分けるのは難しいです。
ジャボチカバは自家受粉するので何もしなくても風が吹くだけでだいたい結実するのですが、雨に当たると結実率は著しく下がります。今日は午後から雨の予想のため、昼前に全ての花に人工授粉を行いました。筆でジャボチカバの花全体を擦るようにします。すると花粉が舞って雌ずいへと付着し受粉します。今回はこれから大雨が予想されているためジュアンが定着するかどうか少し不安です。
ジャボチカバの花が大量開花 (2023年6月8日)
この記事を書いた人
加藤 充洋
愛知県豊橋市に住んでいます。豊橋市は比較的温暖な気候で、冬でも最低気温が氷点下となることはほとんどありません。
現在、ベランダでスターフルーツやジャボチカバなど、熱帯果樹を中心に育てています。